翻訳サイト比較と翻訳精度を高める方法について

翻訳サイトについて

翻訳サイトって、どんな仕組みだと思いますか?

今から60年ほど前に、翻訳サイトが出始めたのですが、当時は「ルール翻訳」という仕組みで運営されていました。これは開発者が翻訳に必要な文法などのルールをつくり、それにそって翻訳するというものです。

しかし、この仕組みはルールから外れてしまうと正しく翻訳されないという欠点がありました。

その後、その欠点をカバーする新たな仕組みが生まれました。それが「統計翻訳」という仕組みです。

これは、大量の対訳データを集めて統計処理する、ビッグデータを活用した仕組みで、現在多くの無料翻訳サイトはこの仕組みになっています。そして一部の翻訳サイトで新たに採用され始めているのが「ニューラルネット翻訳」という仕組みです。

実はgoogle翻訳はこの仕組みを採用しています。これは センテンス毎に文脈を把握するで、より適切な訳語を見つけるという人間の脳の働きに類似する翻訳技術で、AI技術の一つなんです。



 

翻訳サイトの種類と特徴

翻訳サイトは、どんな用途に使われるのでしょうか?

英語の勉強に使ったり、英語の苦手な人が海外とのメールのやり取りで使ったりするケースが多いのですが、実はプロの翻訳家など英語の得意な人も使っているんです。どう使うかと言うと、翻訳結果をそのまま使うわけでは無く、初期のざっくりした翻訳として利用し、翻訳作業の効率アップを図っているそうです。翻訳会社や翻訳家が会員となっている日本翻訳連盟HPでも、無料翻訳サイトが紹介されたりしているんです。日本翻訳連盟HPで紹介されている無料翻訳サイトには、下記のサイトがあります。

 

Excite翻訳

国内で最も古い翻訳サイトです。「ルール翻訳」が主体の仕組みなので、違和感の無い文章翻訳というよりも専門用語の翻訳に強みを持っています。

Weblio翻訳

複数の翻訳結果や類似例できる点が特徴です。日本語は、です・ます調と、だ・である調が選択出来るなどきめ細やかな翻訳をしてくれます。読み上げ音声機能もあり、読み上げ速度を変えることも出来ます。

So-net翻訳

英語、中国語、韓国語の3ヶ国語に限定した翻訳サイトです。こちらも文書入力によるテキスト翻訳だけでなく、URL入力でウェブ翻訳にも対応しています。大変シンプルなサイトなので、基本的な機能を求める方向けです。

Infoseekマルチ翻訳

このサイトの特徴は、文書入力によるテキスト翻訳だけでなく、URL入力でウェブ翻訳にも対応している点です。多言語サイトを読んだり作ったりしたい方には便利なサイトです。月額500円掛かる日英プレミアム翻訳に登録すると、より精度の高い、カスタマイズされた翻訳サービスを受ける事が出来ます。



 

さて、次に実践編をご紹介します。使うのは、「ニューラルネット翻訳」の仕組みを用いているgoogle翻訳サイトです。

google翻訳サイトの活用法

私は、いつも海外とのやり取りをする際には、google翻訳サイトを使っています。このサイトは、AIを用いた「ニューラルネット翻訳」を利用しているだけでなく、Webページの翻訳やアップロードしたファイルの翻訳も可能なので大変便利です。ただ、そうは言っても常に完璧な翻訳をしてくれる訳ではありません。そこで、一段と精度向上が見込める手順をご紹介します。

ステップ1:まず、Google翻訳で翻訳する

まずはテキスト入力で希望の言語に変換しましょう。

ステップ2:翻訳された文章を、元の言語に翻訳し直す

次に翻訳された文章を、逆に日本語に翻訳し直します。この時、違和感のあるキーワード、センテンスをチェックします。

ステップ3:違和感のあるキーワードは、アルクの英辞郎で修正する

違和感のあるキーワードは、アルクの英辞郎でニュアンスをチェックし、必要であれば修正しましょう。

ステップ4:違和感のある文章は、Grammarlyなどの英文チェッカーでチェックする

文章全体、もしくは違和感のあるセンテンスをGinger Pageを用いてチェックし、修正すべき点があれば修正しましょう。

以上の手順を踏めば、より精度の高い翻訳が期待出来ると思いますよ!